【前澤ファンドでスタートアップ支援】河本ひろたく氏の経歴について調べてみました。

【前澤ファンドでスタートアップ支援】河本ひろたく氏の経歴について調べてみました。

河本ひろたく氏は数々の新規事業に携わってきたことで、その名を知られています。現在は前澤友作社長で有名な株式会社スタートトゥデイで活躍している河本ひろたく氏の経歴を探り、彼がどのようにして現在の地位に至ったのかを明らかにしていきます。

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河本ひろたく氏は新規事業分野で活躍するビジネスマン

河本ひろたく

これまでの経歴を調べてみると、いくつもの新規事業に戦略から開発まで携わってきたことがわかりました。どのような企業に在籍してきたのかまとめてみました。

河本ひろたく氏のプロフィール

河本ひろたく氏は2011年に慶応義塾大学経済学部を卒業しました。慶応義塾大学といえば、スタートアップ支援があり学生起業家が多い大学として知られていますよね。河本ひろたく氏の場合は卒業後、起業ではなく、デロイトトーマツコンサルティングに入社。経営コンサルティングを経験します。2013年に株式会社リクルート住まいカンパニーに転職。新規事業コンテストRingに起案して、史上初と思われる3年連続優勝を獲得したそうです。ビーコンによる見守りサービスなど3つの新規事業の立ち上げを経験しました。2017年株式会社LITALICOに転職し、新規事業担当執行役員に着任。2020年にはZOZOの社長を退任した前澤友作氏が設立した新生・株式会社スタートトゥデイに経営企画として加わります。

河本ひろたく氏は経営コンサルを経てリクルートへ

河本ひろたく

プロフィールで紹介した河本ひろたく氏の経営コンサル時代からリクルート時代について、さらに詳しく彼の実績に迫っていきます。

コンサル時代は自動車会社を担当していた

河本ひろたく氏は2011年4月にデロイトトーマツコンサルティングに入社しました。中国の技術戦略や欧州市場の評価、東南アジアでの進出戦略、製造業のM&Aなど、さまざまな戦略案件に携わりましたが、特に自動車会社の新規事業開発に関わり、電気自動車の乗り捨て型カーシェアリング事業を立ち上げることに成功しました。河本ひろたく氏はこの経験をきっかけに事業開発に魅力を感じ、コンサルタントから自分が新規事業を立ち上げる側に転職を決意。2013年にリクルートに転職します。

リクルート時代には多くの新規事業を立ち上げ様々な賞を受賞した河本ひろたく氏

河本ひろたく氏は2013年に株式会社リクルート住まいカンパニーの事業開発室に入社しました。そこでは「SUUMO引越し」の企画リーダーとして事業計画を刷新し、追加の投資承認を得てわずか半年で黒字化を達成した実績をもっています。また同時に、新規事業コンテストRINGに参加し「ビーコンを活用した見守りサービス」と「交通系シェアサービス」の2つのアイデアで2年連続優勝を果たし、そのプロジェクトの責任者に就任しています。

ビーコン見守りサービスの責任者に

河本ひろたく氏がプロジェクトの責任者となった「ビーコンを活用した見守りサービス」は2016年に埼玉県川口市と徳島県石井町との連携で実施され、2016年9月より、東京電力パワーグリッド株式会社、ソフトバンク株式会社の2社との協力を得て、地域コミュニティ活性化を目指しました。このサービスは先進的なデザインとしてグッドデザイン賞を受賞したという記録もあります。

HR-Techサービス「Geppo」の立ち上げ

さらに、河本ひろたく氏は2016年にはHR-Techサービス「Geppo」を立ち上げ、サイバーエージェントとの共同ビジネスコンテストでグランプリを受賞しています。HR-Techサービス「Geppo」のサービスを事業化することに伴い、2017年にはリクルートホールディングスに出向し、サイバーエージェントとの合弁会社「ヒューマンキャピタルテクノロジー」の立ち上げに携わりました。このサービスは立ち上げからわずか1年で、NTT DATAやDENSO、日清食品など多くの大手企業に導入され、日本の人事部 HRアワード 優秀賞やグッドデザイン賞2018を受賞しました。このようにリクルート時代には数々の実績を残し、考案した事業モデルを現実化していることがわかります。

河本ひろたく氏は株式会社LITALICO代表から直々にスカウトを受け障害領域分野へ進出

河本ひろたく

河本ひろたく氏はリクルート時代を経て株式会社LITALICOの執行役員に就任します。株式会社LITALICO時代の河本ひろたく氏の実績を深堀していきます。

株式会社LITALICOではスマート集音器の商品化を実現した河本ひろたく氏

株式会社LITALICOの長谷川敦弥社長(現会長)からオファーされ、河本ひろたく氏は2017年8月に新規事業担当執行役員に就任しました。株式会社LITALICOは「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、障害者の就労支援・雇用支援などを行う会社です。

河本ひろたく氏は補聴器が平均20万円と高額で、難聴者の使用率がわずか13%に留まるという課題を知り、聴覚障害領域での企画検討を開始します。補聴器の自社開発に取り組んでいたところ、同ジャンルの製品を開発していた韓国のスタートアップ企業「Olive Union」と出会い、協業を検討することになりました。協業で開発された製品はスマートフォンと連携し、高性能でありながらデザイン性にも優れた、革新的なスマートデバイス「Olive」として日米で販売されることになりました。

革新的なスマートデバイス「Olive」はthe Best of CES 2020に

この河本ひろたく氏が企画から販売まで行ったスマートデバイス「Olive」は、アメリカで行われたテクノロジー展示会CESで「the Best of CES 2020」を受賞したそうです。このように河本ひろたく氏は2019年まで株式会社LITALICOで役員として新規事業を担当していました。

河本ひろたく氏は株式会社スタートトゥデイ(ZOZO)へ前澤社長の側近として入社

河本ひろたく

ZOZO創始者の前澤友作氏が新しく設立した株式会社スタートトゥデイの初期メンバーを募集し、河本ひろたく氏は応募します。なんと応募者4425名の中からみごとに選ばれたそうです。

新生・株式会社スタートトゥデイ(ZOZO)へ入社の経緯

2019年12月、前澤氏はX(旧Twitter)で「【求人急募】前澤、側近求む!!年収1000万円以上。経営企画室の初期メンバーを1~2名募集。新事業を一緒に作りましょう!」という投稿をしました。株式会社ZOZOの代表取締役社長を退任後、株式会社スタートトゥデイを立ち上げ、その経営企画室の初期メンバーを1~2名の募集をかけたということです。欲しい人材は、「事業会社の企画部門の実務経験、またはコンサルティング実務経験、もしくはそれに相当する能力・経験がある方」「経営企画室などで経営者の側近として実務経験がある方」でしたので、河本ひろたく氏のそれまでのコンサルや経営企画の実務経験が認められ、前澤氏の側近として採用されることになります。以降、前澤氏の右腕として、事業立ち上げに携わっています。

河本ひろたく氏は前澤ファンドにてスタートアップを支援している

河本ひろたく

前澤ファンドとは、2020年2月にZOZO前社長の前澤友作氏によって設立された株式会社です。夢を持ち、社会貢献意欲や挑戦意欲の高い起業家・団体に対して出資を行っています。そこから出資を受け、河本ひろたく氏は会社を立ち上げます。

前澤氏から出資を受けた2つの会社に携わっている

一つ目は2020年5月に設立した「株式会社小さな一歩」です。株式会社小さな一歩は「養育費あんしん受け取りサービス」を提供している会社です。現在、離婚率は約35%に上りますが、適切な養育費を受け取っているひとり親はその中のわずか25%と言われているそうです。「養育費あんしん受け取りサービス」は、そんなひとり親に代わって相手方と協議するサービスです。河本ひろたく氏は社外取締役となっています。

二つ目は2018年12月設立の慶応大学発スタートアップ企業「株式会社ペンマーク」です。大学生向けの履修管理アプリ「Penmark」を提供しています。Penmarkは大学や専門学校、短大の時間割機能を中心に、アプリ上で同級生とのコミュニケーションを取ることができる機能も備えています。

まとめ

経営コンサルを経て多くの新規事業を立ち上げてきた河本ひろたく氏は”新規事業領域のプロフェッショナル”と言われているそうです。今後どんな事業を立ち上げてくれるのか気になりますよね。これからも河本ひろたく氏から目が離せません。

河本ひろたく氏の概要

学歴:慶応義塾大学卒業
経歴:デロイトトーマツコンサルティング・リクルート・LITALICO・Delight Venturesを経て、スタートトゥデイ経営企画室に入社。リクルートではHR Techサービス『Geppo』を起案、LITALICOでは執行役員としてスマート集音器領域の立ち上げに従事。株式会社小さな一歩非常勤取締役

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