共生バンク株式会社「みんなで大家さん」って?代表柳瀬公孝(栁瀨公孝)の経歴もまとめてみた

読者の皆さんは、不動産ファンドについてご存知でしょうか?

昨今の社会状況により、自社物件を手放す動きが高まる中、安定した利回りが期待できる不動産ファンドは、 現在大きな注目を集めています。

そもそも不動産ファンドとは、どのような仕組みになっているのでしょうか? 考え方としては、株式投資と相似しており、投資家から資金を集め、不動産の購入を行い、不動産が生み出した利益を 出資者に応じて分配します。

直接不動産を取得し、投資を行う「実物不動産投資」と比べ、

  • 利回りが安定している
  • 運用会社に委託されるため、投資家が直接運用を行う必要がない
  • 初期費用が低い

といった点が挙げられます。

現在安定した価値を持っている日本国内の不動産に対して、海外投資家より、多くの資金が流入しており、 上場不動産投資信託(REIT)や私募ファンドを含めた資産額は、2021年6月末に44兆円を超え、過去最高を更新しました。

しかし、こうした投資に興味があっても、いきなり不動産ファンドを行うことは、ハードルが高いのではないでしょうか。

このようなニーズに応えるべく、さまさまなサービスが生まれていますが、その先駆け的存在が、 共生バンク株式会社が提供する「みんなで大家さん」シリーズです。

一体どのようなサービスなのか、そしてサービスを運営する共生バンク株式会社、代表の栁瀨公孝氏についても調査しました。

Open Business(オープンビジネス)はアフィリエイト、広告収入等を目的として取材費や制作費、あるいは掲載費などをいただいて記事を掲載しています。

共生バンク株式会社とは?

共生バンク株式会社は1997年に栁瀨公孝氏によって設立された、様々な分野で事業を行う会社です。

本社は東京都千代田区麹町にあり、資本金は3億7950万円となっています。

企業理念として、「共生主義・ともいき主義」を掲げています。 「共生主義・ともいき主義」とは、戦後日本が目指してきた、「お金や物質といった目に見える形での幸せ」ではなく、 精神的な喜びや心の成長に重きを置き、人や環境の為に生きる、といった考え方です。

上記の理念をベースとして、不動産開発、ファンド事業、社会福祉事業、農業など、多岐に渡り、事業展開を行なっています。

共生バンク株式会社の事業

共生バンク株式会社の事業について、代表的なものをいくつかピックアップしてみました。

不動産開発事業

「共生(ともいき)日本ゲートウェイ成田プロジェクト」を中心としたデベロップメント事業 を行う。その他自社開発マンションを銀座、門前仲町などの都心の一等地にて開発。デザイン性・健康志向・安全重視などを重視した企画設計 をテーマに展開中

ファンド事業

テレビCMでもお馴染みの「みんなで大家さん」シリーズを中心とした、不動産の資産運用サービスを行う。 保有物件には、城や結婚式場、医療ビルなど多岐にわたる。

テーマパーク事業

「伊勢忍者キングダム」の運営に携わり、安土桃山時代から受け継がれる忍者・サムライ文化の訴求や地域振興を目的とした 活動に尽力。

社会福祉事業

託児所・身体障害者施設の運営を通じて、「共生社会の創造」を目指す。同社が手掛ける「障害児通所支援施設 ゆうしん」は、 自宅から施設に通う形でさまざまなサービスを受けることができる「障害児通所支援」を通して、障害を持った子供たちのサポートを行う。

ホテル事業

ホテル運営受託を受け、現代のニーズにあったリノヴェーションを提案。同社が手がけた、「熊本 和数奇 司館」「キングアンバサダーホテル熊谷」 などは、楽天トラベルアワード(敢闘賞)、Certificate of Excellence を受賞するなどの評価を得ている。

共生バンク株式会社の「みんなで大家さんシリーズ」とは

共生バンク株式会社の代表的サービスとして、「みんなで大家さんシリーズ」があります。

初心者にはハードルが高い不動産ファンド投資の裾野を広げるべく、少額からの不動産投資を展開している本事業は、 老後資金2,000万円が必要とされる社会にて今後もニーズの拡大が予想されます。

本サービスが支持を集めている点として、以下が挙げられます。

  • 1口100万円から、投資可能。一般的な不動産投資に比べ、リスクなく挑戦できる。
  • 不動産の管理業務は、営業者が代行を行うため、管理を行う必要がない
  • 出資持分の現金化を希望する場合は、営業者へ権利を譲渡することが可能。
  • 一般的な不動産投資よりも現金化がし易い仕組みとなっている。

現在では、産経新聞などの大手新聞社、ダイヤモンド経済などの情報誌にも取り上げられ、 テレビCMも放映されるなど、手軽に始められる不動産ファンド投資の代表格として、認知されています。

共生バンク株式会社のその他の事業

共生バンク株式会社は「みんなで大家さんシリーズ」以外にも、多くの事業を手がけています。

興味深いのは、ジビエ事業です。天然・国産の鹿や猪の生産・加工品製造を行っています。

現在ジビエは、SDGsや野山・里山の環境保全の観点からも注目されており、今後より一層の事業拡大が見込まれます。

共生バンク株式会社の代表は柳瀬公孝氏

共生バンク株式会社の代表取締役社長は、柳瀬公孝(やなせ まさたか)氏になります。

柳瀬公孝氏の経歴は?

柳瀬氏のもう少し詳細な経歴を見ていきます。

  • 1966年神戸市で生まれた、栁瀨氏は、自衛隊などでの経験を経て、1992年資産家向けコンサルティング事業を立ち上げます。その後、不動産会社㈱ワールド・アミーの設立に携わり、当時としては全国的に珍しい定期借地権分譲マンションの連続分譲なども手がけています。
  • 1997年共生バンクグループの前身となる都市綜合インベストバンクグループを設立します。経営者としての側面以外にも、「関西定期借家協議会」設立に参画、理事として定期借家法制定に貢献。
  • 2001年京セラ稲盛和夫名誉会長を最高顧問に迎え、日本初の本格的な民間総合政策シンクタンク「日本政策フロンティア」設立にも協力しています。

柳瀬公孝氏の「成田空港の隣に世界一の街を造る男」とは

柳瀬氏は、2021年「成田空港の隣に世界一の街を造る男」という著書を出版しています。

柳瀬氏の半生から、現在取り組んでいる「ゲートウェイ成田」(成田空港の隣に、一つの街を作り上げ、インバウンド外国人観光客を呼び込むプロジェクト) の詳細が描かれています。

出版されるや否や、八重洲ブックセンター本店 一般教養部門で週刊1位、ジュンク堂書店大阪本店 総合部門で1位を記録。 また、政治ジャーナリスト田原総一郎氏にも、「これは史上最大の日本改造計画だ!!」と称賛されています。

2010年には「みんなで大家さんになろう!」も出版

共生バンク株式会社の代表柳瀬公孝氏は2010年にも「みんなで大家さんになろう! 共生的不動産購入のススメ」という著書を出版しています。

これまでの知見を活かし、低リスクで小額投資から「大家さん」になる方法を指南した本書は、 不動産ファンド初心者にとっての格好の入門書となるのではないでしょうか。

まとめ

今回本記事では、「みんなで大家さんシリーズ」または、共生バンク株式会社代表の栁瀨公孝氏について調査・解説を 行ってきました。

不動産ファンド投資を一部の投資家だけではなく、多くの人に利用してもらうといった取り組みは、まさに、共生バンク株式会社が掲げる 「共生主義・ともいき主義」に通じるのではないでしょうか。

また、代表の柳瀬氏は不動産事業のみならず、「ゲートウェイ成田」など今後も幅広いフィールドでの活躍が期待されます。 もしも柳瀬氏に興味を持たれた読者の方がいましたら、ぜひ著書など手に取ってみてはいかがでしょうか。

会社概要

会社名:共生バンク株式会社

代表:柳瀬公孝

設立:1997年7月

所在地:〒102-0083東京都千代田区麹町5丁目3番地 第7秋山ビルディング5階

資本金:3億7950万円

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