SBIグループの事業まとめ。日本最大級の金融持株会社を解説します。

SBIグループの事業まとめ。日本最大級の金融持株会社を解説します。

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SBIホールディングス株式会社

SBIホールディングス株式会社(SBI Holdings, Inc.)は、株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等を行うグループ企業。 SBIグループは、証券、銀行、保険、住宅ローンなど、インターネットを通じてより低価格で利便性のサービスを提供している。

【SBIホールディングス株式会社 企業概要】

SBIホールディングス株式会社コーポレートサイト

商号SBIホールディングス株式会社
英文表記SBI Holdings, Inc.
所在地〒106-6019 東京都港区六本木一丁目6番1号
設立平成11年7月8日
資本金97,348百万円
従業員数連結 9,209名 / 単体212名(2021年3月31日現在)
代表代表取締役社長(CEO)北尾 吉孝

【SBIホールディングスの社会貢献】

SBIホールディングスは企業理念として、社会的責任を全うするとあります。

「企業は社会との共生の中でのみ繁栄することができる」とSBIグループは考えており、「社会貢献活動は戦略的投資である」(ハーバード大学 マイケル・E・ポーター教授)という教えのもと、本業を通じて社会に貢献するだけでなく、直接的な社会貢献活動にも取り組んでいます。

SBIホールディングスの事業内容

SBIホールディングスは大きく3つの事業を中心に展開しています。

金融商品や関連するサービス・情報の提供等を行う「金融サービス事業」、国内外のIT、バイオ、環境・エネルギー及び金融関連のベンチャー企業などへの投資等を行う「アセットマネジメント事業」、医薬品・健康食品・化粧品等におけるグローバルな展開を行う「バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業」が主要事業となっています。

金融サービス事業

証券・銀行・保険を中心に革新的で利便性の高い商品やサービスをインターネットをベースに幅広く提供しております。

■証券関連事業

SBI証券は、1999年10月にインターネット取引サービスを開始して以来、「顧客中心主義」の経営理念のもと、日本におけるオンライン総合証券の先駆者として、「業界最低水準の手数料体系」、「豊富かつ良質な投資情報、リアルタイム取引ツールの提供」、「魅力ある投資機会(商品)の提供」、「取引の安全性の提供」に努めています。

銀行関連事業

住信SBIネット銀行は、決済業務のほか、運用(融資業務)や調達(預金業務)と言ったフルバンキング業務を行うインターネット上での専業銀行。
インターネットによる低コスト化やリアルタイムでの情報提供など、最先端のITを駆使した金融取引システムを安定的に提供すると共に、三井住友信託銀行、SBIホールディングス双方の経営資源を融合させ、お客様の立場に立った革新的なサービスの提供を目指しています。

保険関連事業

損害保険事業や生命保険事業を、インターネット申込みで申請が出来るオペレーションを展開している。

アセットマネジメント事業

アセットマネジメント事業では、IT、バイオテクノロジー、環境・エネルギーなどの成長産業への集中投資を進めています。
また、経済成長著しいアジアを中心とした新興諸国において、現地有力パートナーと提携し共同ファンドを設立するなど、グローバルな投資体制を構築するとともに、金融機関への出資を通じて、SBIグループが国内で確立した金融サービス事業を移出するなど、各国経済の更なる発展と持続可能な社会の実現に貢献します。

ベンチャーキャピタル事業

SBIホールディングスでは、21世紀の日本の中核的産業を育成するべく、ベンチャーキャピタルファンドを通じて、これまでインターネット関連のIT企業に集中的に投資をしています。同じく今後の成長分野であるバイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス関連、ブロードバンド関連、メディア関連に特化したファンドを設立し、同分野のベンチャー企業の育成を行っています。

海外金融サービス事業

SBIグループは成長著しいアジアの国々を中心に、各国の有力なパートナーと共同ファンドを設立するなど、幅広い地域をカバーするグローバル投資事業の運用体制を構築しています。
今後は、アジアを中心とした新興諸国の金融機関への出資を通じて、SBIグループが国内で確率した金融サービス事業を海外でも展開し、グローバルに貢献できる総合金融グループを目指しています。

資産運用サービス事業

モーニングスターでは、ウェブサイトを通じて投資信託を中心とした国内外の金融情報を提供するほか、証券専門新聞として国内最大の発行部数を誇る日刊「株式新聞」と「株式新聞WEB版」、日本最大級のアカウントアグリゲーションサービス「マネールック(MoneyLook®)」、日本最大級の中国情報サイト「サーチナ」、Webサイトをユーザーの視点で評価・ランキング付けし、発表するGomezサイトランキングなどの運営を通じて、投資家の資産形成をサポートしています。

バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業

バイオテクノロジーを次世代の中核的産業の一つと捉え、同分野のベンチャー企業に投資を行うとともに、SBIファーマやSBIアラプロモ、SBIバイオテックを通じてバイオ関連事業を自ら展開してきました。特に5-ALA関連事業をグループ最大の成長分野と位置づけ、医薬品の研究開発のほか、健康食品、化粧品の分野でもグローバル展開を目指します。

■5-ALA関連事業

5-ALA(アラ)とは5-Amino Levulinic Acid(5-アミノレブリン酸)の略で、動植物の生体内に含まれるアミノ酸の一種です。 アミノ酸は身体を構成する基本的な物質であり、体内のあらゆる働きをサポートする重要な成分です。

SBIグループでは、5-ALA関連事業を今後の成長分野と位置付けており、SBIファーマが医薬品分野での5-ALAを利用した「がん細胞の特定」や「がん診断」などへの応用、5-ALAを含有する健康食品および5-ALAを潤い成分として利用した化粧品・スキンケア商品の開発を担っている。

■医療品研究・開発事業

自己免疫疾患・がんをターゲットとした樹状細胞制御による免疫調節薬開発を行うSBIバイオテックは、難病の治療法や革新的新薬の創出を通して社会に貢献することを目指し、新薬の開発に取り組んでいます。

最後に

SBIホールディングス株式会社は、各事業ごとに多数の関連子会社を持ち、それぞれの事業を推進しています。

金融サービスのイメージが強いSBIですが、今後一層事業規模を拡大し、社会の発展に貢献していくでしょう。

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