九州再生医療センターではどのような再生医療が受けられるのでしょうか?注目されている施設や設備を調査しました!
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- 1. 九州再生医療センターについて
- 2. 九州再生医療センターはどんな施設なのか
- 3. 九州再生医療センターで働く医師
- 4. 九州再生医療センターが提供している再生医療について
- 5. 再生医療はどんな医療なのか
- 6. 再生医療はアンチエイジング分野でも?
- 7. 九州再生医療センターの「朱セルクリニック」について
- 8. 朱セルクリニックはどんな施設か
- 9. 朱セルクリニックが行っている再生医療
- 10. 九州再生医療センターの「細胞培養センター」について
- 11. 九州再生医療センターの「リハビリセンター」について
- 12. 九州再生医療リハビリセンターはどんな施設か
- 13. 再生医療とリハビリはどのように行われているのか
- 14. まとめ
- 15. 会社概要
九州再生医療センターについて
九州再生医療センターの施設ならびに働く医師について紹介していきます。
九州再生医療センターはどんな施設なのか
九州再生医療センターは、医療法人香華会が運営する再生医療の研究・医療機関です。細胞の培養から治療、リハビリまでをワンストップで行える、最先端の再生医療提供を目指している総合再生医療センターです。再生医療を提供する「朱セルクリニック」、再生医療の細胞研究機関である「九州再生医療細胞培養センター」、再生医療によるリハビリ施設である「九州再生医療リハビリセンター」の3施設によって構成されています。
実際の再生医療は自分の細胞を利用して治療を行うため、安全性が高い上に従来の治療よりも効果的な治療法ともいわれています。九州再生医療センターは、美容から整形の幅広い分野において、再生医療の発展の為に、患者にとって身近な医療を提供していくことを目指しています。
九州再生医療センターで働く医師
九州再生医療センターで働く医師について紹介します。あらゆる専門分野に特化した医師が集っています。(医師の所属学会は九州再生医療センターのウエブサイトに記載されているものからの引用)
・坂口 尚
朱セルクリニック本院院長
熊本大学大学院医学研究科卒
血管内レーザー焼灼術実施医・指導医
(専門分野)
再生医療
心臓血管外科
(所属学会等)
日本再生医療学会
日本外科学会
日本胸部外科学会
日本心臓血管外科学会
日本血管外科学会
日本脈管学会
日本医療・環境オゾン学会
(研究分野)
動脈硬化発症メカニズムの解析
The Asian Society for Cardiovascular and Thoracic Surgery
・山口 修司
東邦大学医学部卒
(専門分野)
再生医療
整形外科
総合診療科
(所属学会等)
特定認定再生医療等委員会 委員
認定再生医療等委員会 委員
日本再生医療学会
日本抗加齢医学会
脳心血管抗加齢研究会
日本遺伝子細胞治療学会
・佐野 正行
朱セルクリニック本院勤務医
名古屋大学医学部卒
日本医師会認定産業医
日本外科学会専門医
(専門分野)
(所属学会等)
日本再生医療学会
・浦橋 斉悟
金沢大学医学部卒
医学博士
日本整形外科学会 専門医
日本整形外科学会認定 リハビリテーション医
日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
公認スポーツドクター
(日本医師会・日本整形外科学会・日本体育協会)
日本骨粗鬆症学会認定医
臨床分子栄養学認定医
(専門分野)
整形外科
脊椎・脊髄
(所属学会等)
日本整形外科学会
日本整形外科スポーツ医学会
日本体育協会
日本骨粗鬆症学会
臨床分子栄養学会
(研究分野)
チタンメッシュケージとハイドロキシアパタイト・リン酸三カルシウムを用いた椎体間固定術の実験的研究
九州再生医療センターが提供している再生医療について
九州再生医療センターが提供している再生医療について紹介していきます。
再生医療はどんな医療なのか
再生医療とは、すり傷に徐々にかさぶたができて、“自然と傷が治る”皮膚の再生するように、人が本来持っている「再生する力」を活かした幹細胞治療のことです。再生医療は、がんや心臓病、糖尿病、関節痛、神経難病、骨折などの疾患に対して有効な治療法として期待されています。
<自己脂肪由来幹細胞治療>
九州再生医療センターで行われている自己脂肪由来幹細胞治療は、患者の身体から採取した幹細胞を生体で培養し、一定の量まで増やしてから点滴で身体に戻す方法です。幹細胞は、骨髄やさい帯血、内臓臓器や脂肪などの中にある細胞です。九州再生医療センターが採集しているのは身体への負担が少ない腹部の脂肪からとなっているそうです。
<PRP療法>
PRP(Platelet-Rich Plasma)療法は、患者自身の血液から抽出した血小板の濃縮液(PRP)を患部へ注射などで戻す治療法です。
再生医療はアンチエイジング分野でも?
幹細胞による美容治療は、顔面のしわ、たるみなどの加齢症状や顔面萎縮症状の改善を目的としています。
患者自身から採取した脂肪から製造した脂肪由来幹細胞を顔面に投与します。使用する細胞は自己脂肪由来の幹細胞です。
九州再生医療センターの「朱セルクリニック」について
九州再生医療センターの「朱セルクリニック」について紹介していきます。
朱セルクリニックはどんな施設か
朱セルクリニックは、再生医療を行う福岡の先進医療機関で、国内外の数多くの患者をサポートしています。朱セルクリニックは患者の心のサポートを常に行うことを行動原理としていて、患者さんの治療目標のために苦楽を分かち合えるクリニック運営を目指しているということです。
<所在地>
SYUCELL CLINIC
朱セルクリニック 本院
〒813-0017
福岡県福岡市東区香椎照葉3-4-10
九州再生医療センター内
TEL: 092-707-6310
朱セルクリニックが行っている再生医療
九州再生医療センターの「朱セルクリニック」で対応している再生医療を紹介します。
【脳血管障害】
脳血管障害(脳梗塞や脳出血等)を引き起こすと、その先の脳細胞に血液や栄養が届かず死んでしまうことで、後遺症が残ることが多くあります。「幹細胞」の能力を最大限に使った再生医療が、脳血管障害で失われた身体機能の回復を目指せる新たな治療法として注目されています。
【脊髄損傷】
脊髄は、背骨を構成する脊椎の中にある長い神経の束であり、脳と接続しています。脳で出された指令を全身に伝えたり、逆に体の各部位からの感覚を脳に伝える機能があり、脊髄を損傷してしまうことでその機能が果たせなくなり「麻痺」という状態になります。脳と同じ中枢神経なので、一度傷つくと二度と元には戻らないと言われてきましたが、再生医療の発達により、その説が覆される可能性が出てきています。
【変形性膝関節症】
一度すり減ってなくなった軟骨は自分の力では元に戻ることができないため、変形性関節症の根本的な治療は難しいと考えられてきました。しかし、体内にある「幹細胞」を使用する再生医療が、変形関節症の原因にアプローチする新たな治療法として注目されています。
【糖尿病】
糖尿病は一度発症すると、損傷したすい臓や血管の回復が難しいため、根本的な治療はできないと考えられてきました。「幹細胞」の能力を最大限に使った再生医療が、糖尿病の新たな治療法として注目されています。
【肝障害】
自己脂肪由来幹細胞治療を用いることで免疫拒絶を伴わないのだそうです。 肝移植を補う非侵襲的な治療法として自己脂肪由来幹細胞治療が期待されているそうです。
【スポーツ外傷】
膝などの関節内に幹細胞を注入して、関節内に幹細胞と同時にPRPも注入する治療法です。再生医療は、自分自身の血液や脂肪を利用するため、アレルギーや拒絶反応といった副作用の心配がないのだそうです。
【慢性疼痛】
慢性疼痛の治療法は対症療法が主であり、疼痛症状の調節と治療による副作用を最小化するための治療法があるだけで、完治できずに多くの人々が苦しんいます。私たちの体内にある「幹細胞」の能力を最大限に使った再生医療が、慢性疼痛の根治につながる新たな治療法になるのではないかと注目されています。
【勃起不全治療】
脂肪由来幹細胞の投与により、 加齢や生活習慣病で硬くなった血管を修復し、勃起機能の改善を図っていくという治療方法です。
【幹細胞による美容治療】
幹細胞培養美容液などを使って、すべての肌タイプと年齢層に最適な幹細胞による美容治療が期待されています。
【毛髪再生(AGA)】
PRP(多血小板血漿)とは、自身の血液を遠心分離にかけ血小板を抽出したもの、いわゆる血小板を濃縮した液体のことを言い、新しい組織や細胞の成長を促す栄養素が豊富に含まれています。 患者自身の頭皮部分組織を再生し、発育不全の毛根に対し育毛を促進する幹細胞による美容治療です。
九州再生医療センターの「細胞培養センター」について
自己脂肪由来幹細胞治療を行うにあたり、培養技術はとても大事なポイントです。九州再生医療細胞培養センターは、独自の技術にて年間最大1万2000検体の間葉系幹細胞の加工・運営管理を行っている細胞加工施設です。細胞培養加工施設の総面積469平方メートル。細胞保管室(フュージョン2台)、培養室40平方メートルを4部屋(安全キャビネット12台、CO2インキュベーター90台)、準備室2部屋(ショーケース4台、ディープフリーザー2台、フリーザー2台)、資材室、検査室、スタッフルーム、クリーンルームを備えています。中から外への空気の流れをシャットアウトする仕組みになっていて、内部の清潔を保ちながら中のウイルスなどが外に出ていくことを防ぐ構造となっています。
九州再生医療センターの「リハビリセンター」について
九州再生医療センターの「リハビリセンター」について紹介していきます。
九州再生医療リハビリセンターはどんな施設か
九州再生医療リハビリセンターは、再生医療に特化したリハビリ施設です。独自の技術と再生医療専門医師との間で、患者の状態を共有し、オリジナルリハビリメニューを提案しています。幹細胞治療前の身体の状態を評価し、定期的に再評価しています。
再生医療とリハビリはどのように行われているのか
再生医療は、自身の幹細胞を、約1ヶ月半かけて培養し点滴や幹部に直接注射することで、ダメージを受けた患者の細胞や組織を修復・再生を目指す治療です。丁寧なカウンセリングにより、一人ひとりの症状を把握し、幹細胞の学習と定着を目指すオリジナルのリハビリプログラムを作成しています。
まとめ
九州再生医療センターは、医療法人香華会が運営する再生医療の研究機関、医療機関、総合再生医療センターです。再生医療を提供する「朱セルクリニック」、再生医療の細胞研究機関である「九州再生医療細胞培養センター」、再生医療によるリハビリ施設である「九州再生医療リハビリセンター」の3施設によって構成され、細胞の培養から治療、リハビリまでをワンストップで行う最先端の再生医療を目指しているのだそうです。
会社概要
運営企業:医療法人香華会
所在:〒813-0017 福岡県福岡市東区香椎照葉3-4-10 九州再生医療センター内
問い合わせ:0120-765-888
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