篠原グループの代表・篠原今朝男氏の慈善活動をまとめる

篠原グループの代表・篠原今朝男氏の慈善活動をまとめる

自らの資財や資源、時間を使って、社会や地域の改善に向けて積極的に活動する人々を慈善活動家と呼びます。慈善活動家はときに慈善団体や非営利組織と協力して、さまざまな社会的問題に取り組んでいます。この記事では、篠原今朝男というひとりの慈善活動家に焦点を当て、具体的な活動内容や慈善活動を行うようになったきっかけをまとめました。

Open Business(オープンビジネス)はアフィリエイト、広告収入等を目的として取材費や制作費、あるいは掲載費などをいただいて記事を掲載しています。

篠原今朝男氏は横浜市鶴見区馬場に本社をおく篠原グループの代表取締役

篠原今朝男氏は篠原グループの代表です。篠原グループは株式会社アースクリーン、篠原電機工業有限会社、株式会社アドバンス、株式会社篠原、株式会社篠原パートナーズ、株式会社アースプロダクトの6社で構成されています。事業内容は様々で、物流・不動産・小売など幅広い事業を展開しています。

篠原今朝男氏の生い立ちと慈善活動のきっかけ

1950年、群馬県長野原町の与喜屋に生まれた篠原今朝男氏は、幼少期から家族の困難な状況に直面しました。母親は出産時に栄養失調により失明し、その後は野菜を籠に詰めて街へ行商に出かける日々を送りました。その際、周囲から白い目で見られたり悪口を言われるなどつらい毎日できたが歯を食いしばって耐えていました。この経験から、篠原今朝男はさまざまな試練や困難に直面しながらも、”命があれば”という信念を胸に抱き、前向きに生きることを学びました。

17歳の時、篠原今朝男氏は単身で鶴見へ移り住み、親戚の電機会社で働き始めます。そこで仕事を覚え、独立して「篠原電機工業」を設立します。若き起業家として、日々を休むことなく働き、その努力が実をむすび成功を収めます。しかし、兄や姉を亡くしたことで、篠原今朝男氏の人生には再び転機が訪れました。この経験が彼の心に深い影響を与え、人々への感謝と奉仕の精神を育んでいくこととなりました。幼いころに母から言われた「自分より困っている人を見たときには助けてあげなさい。若い人はいずれ成功した時に助けられた恩は一生忘れないからね」という言葉が今でも脳裏に焼き付いているそうです。

慈善活動というと、もともと裕福な人が貧しい人に寄付するというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、篠原今朝男氏は貧しい生活に耐えがむしゃらに働き、困った人へ手を差し伸べられるまで成功した人物なんですね。

篠原今朝男氏は特定非営利活動法人も設立している

篠原今朝男氏は自らも特定非営利活動法人を設立しており、若者への事業支援に重点を置いています。その法人である特定非営利活動法人ワールド会は、企業運営に関する勉強会などの定期的なイベントを開催しています。この法人の設立目的は、「民間主導で地域の立て直し、真の地方自治を確立すること」を掲げており、篠原氏の使命感と社会貢献への熱意が反映されています。他には、NPO法人「ALL Net(All Life Line Net)」の役員(シニアアドバイザー)を務めており、その活動に深く関っています。篠原今朝男氏は、特定非営利活動法人(NPO)への積極的な参加を通じて、国内外の市民の生活向上に貢献していることがわかりますね。

篠原今朝男氏の慈善活動は篠原グループの本拠地神奈川県だけでなく生まれ故郷へも

篠原今朝男氏は故郷の群馬県への慈善活動を行っており群馬県知事から感謝状を受け取っています。また神奈川県内で数多くの寄付や支援活動で表彰されています。

生まれ故郷・群馬に涅槃像と山門を奉納した篠原今朝男氏

篠原今朝男氏は生まれ故郷である群馬県長野原町に涅槃像と山門を奉納しています。篠原今朝男氏はこれまでにも、生まれ故郷も私にとって大切な場所。その地域に感謝を届けたかった」と語っており、地域の教育振興や神社への寄付を通じて地域に貢献してきました。涅槃像の裏面には「みなさまに素晴らしい出会いを(縁結び)」、「みなさまにも運が巡りますように(成就)」との言葉が刻まれ、彼の願いが込められています。全長10メートルを超える大きさで、長野原町の安寧の願いを示すように設計されました。また、篠原今朝男氏は自身の墓所も建て、四天王や金剛力士、不動明王などの像を設置し、地域への想いを表現しているのだそうです。

篠原今朝男氏率いる篠原グループの所在地神奈川県にも多くの支援

篠原今朝男氏は、神奈川県の生活困窮者支援プロジェクトである「かながわつばさプロジェクト」に賛同。現在、篠原今朝男氏は寄付金を通じて若者の大学受験費用や一人暮らしの費用などに充てられる支援活動をしています。この取り組みに対して、黒岩神奈川県知事は「物価が上昇し、生活が困難になる中このような寄付をいただき大変ありがたい」と感謝の意を述べたそうです。

篠原今朝男氏はこれまでも、末吉中学校の花壇整備などの地域貢献活動を行った実績もあります。2023年には、神奈川県にある「筋電義手バンク」に多額の寄付を行い、神奈川リハビリテーション病院に筋電義手バンクが設置されました。その善意が神奈川県から紺綬褒章で称えられました。筋電義手とは、腕の筋肉が微弱な電流を発生させる際に反応し、自らの意思で操作できる優れた義手です。この技術を利用することで、腕に障害のある人々もより豊かな生活を送ることができます。

篠原今朝男氏は自身の母親が失明で障害を抱えていた経験から、障害のある人々の支援に貢献したいという思いがこもっていますね。

災害被災地で困っている人々への支援する篠原今朝男氏

篠原今朝男氏はテレビでみる被災地の惨状に心を痛め、支援を必要としている被災者のための支援にも積極的に取り組んでいます。

篠原今朝男氏は奥様とともに被災地域への寄付を行っている

篠原今朝男氏と夫人は、2013年の東日本大震災で被災した福島県に個人として100万円の寄付を行いました。また、2015年には台風18号の大雨で被害を受けた茨城県常総市にも同額の寄付を行いその善意が行政から表彰されました。その際、篠原今朝男氏は「子育ての頃は余裕がなかったが、年を重ねて人の思いやりに感謝するようになった」と話しています。これまでも、ユニセフやあいあい募金などを通じて、困窮している人々や地域社会の支援に尽力してきた篠原今朝男氏ですが、夫人も同様に寄付活動に積極的に参加しています。ふたり行動は、単なる金銭援助を超えて、地域社会や被災地の人々に対する真の思いやりと助けの手を示していますね。

篠原今朝男氏は次世代の若者たちのための教育関連を支援

篠原今朝男氏は、教育に関する支援活動にも熱心に取り組んでいます。

資金援助だけでなく自ら汗を流し支援活動に参加する篠原今朝男氏

「若者のチャンスを見逃したくない」という考えから、篠原今朝男氏は2006年にNPO法人ワールド会を立ち上げ、月に2回の勉強会を開催し、企業運営に関する知識を若者に提供しています。彼の目標は、若者の未来を明るくするための支援を行うことだといいます。

また、篠原今朝男氏は2021年に神奈川県が設立した「まなびや基金」に100万円の寄付を行い、その善意が黒岩祐治知事から表彰されました。この基金はより良い教育環境を提供するために設けられたもので、寄付金は県立学校などの施設整備や教育資材の購入に使われています。

さらに、篠原今朝男氏は地元の末吉中学校横に花壇を整備し、約300株のマリーゴールドなどの花を植えるなど、多岐にわたる教育支援活動を展開しています。篠原今朝男氏は自ら近隣に住む従業員と共に花壇の整備にも参加しました。

篠原今朝男氏は、資金的な援助だけでなく自らも実践的な支援を行うことで、地域の教育環境の向上に貢献しています。すばらしい社会貢献活動ですね。

篠原今朝男氏は海外での慈善活動にも取り組む

篠原今朝男氏は日本国内にとどまらず海外でも社会貢献活動で称賛されていることが分かりました。

モンゴルでの功績が認められ、篠原今朝男氏は名誉勲章を受章

篠原今朝男氏は2019年にモンゴル国立医科大学から「名誉教授」の称号を授与されているんです。この称号授与のきっかけは、元モンゴル大使やNPO法人の知人はモンゴルで病院を建設するプロジェクトに協力してほしいと篠原今朝男氏に打診したことからでした。篠原今朝男氏は実際にモンゴルを訪れ、モンゴル人の親日姿勢に感銘を受けたのだそうです。その後、病院建設プロジェクト要人らに働きかけて事業の実現に向けて尽力し、その功績が称賛されて名誉教授の称号を授与されたとい うことです。

さらに、篠原今朝男氏はモンゴル文化教育大学に望遠鏡を寄贈するなど、教育や医療分野での支援活動を積極的に行っています。他にも、日本モンゴル教育病院にモニュメントを寄贈し、その功績がモンゴル保健大臣から名誉勲章などで讃えられました。

まとめ

母親の言葉を胸に長きにわたって慈善活動や若者支援を続けてきた篠原今朝男氏。「皆に喜ばれることを少しでも続けていきたい」という想いが伝わってきたのではないでしょうか。篠原今朝男氏の活動を応援していきたいですね。

本特集記事はPRです

企業カテゴリの最新記事